研究事業

プロジェクト研究

「地球にやさしい内燃機関、究極の熱効率、ゼロエミッションに向かって」をスローガンに、自動車用内燃機関の燃焼、排気後処理、フリクション・信頼性・振動騒音(NVH)、熱マネジメントおよびシステム制御の各領域における各種現象解明を行い、対応技術のシミュレーションモデルや評価手法の構築を行います。

プロジェクト研究の進め方

  • STEP0

    研究シナリオの策定

    研究スローガン「地球にやさしい内燃機関 究極の熱効率、ゼロエミッションに向かって」に基づき、産学双方の専門家が討議し、基礎応用領域の研究シナリオを策定します。

  • STEP1

    研究テーマ候補の立案および募集

    STEP0の研究シナリオに沿って、研究テーマ候補を産学双方の専門家が立案します。また、並行して、組合員・共同研究企業から、個社ニーズも含めた研究テーマ候補を募集します。その際、活発な提案を促進するため匿名回答も可能としています。

  • STEP2

    研究テーマの決定

    AICE組合員は、集約した研究テーマ候補を総合評価し、実施優先順位を決定します。その際、共同研究企業へのアンケート結果を参考にします。
    2019年度~2020年度の研究テーマは、次の21テーマです。

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  • STEP3

    研究計画の策定

    実施が決定した研究テーマについて、アカデミアおよび研究機関の実施者を募集、選定した後、研究終了までの実行計画を策定します。

  • STEP4

    研究の実行と推進

    研究は、実施者であるアカデミアおよび研究機関で実行されます。
    研究テーマごとに組合員、共同研究企業および研究実施者(研究機関の先生、学生)で構成するワーキンググループ(WG)を設置し、研究進捗の確認、結果の考察、および、計画修正などの討議を行います。

  • STEP5

    研究成果の入手

    研究実施者は年次大会において毎年の研究成果を報告します。年次大会では、WGに参加していない共同研究企業も成果報告を聴講することができます。また、WG毎に個別の成果報告会を実施することもあります。組合員・共同研究企業は、創出された研究成果を閲覧し利用することができます。

萌芽的研究

大学・研究機関の次世代を担う研究者から、企業ニーズにとらわれない将来に向けた萌芽的研究の提案を募集し、原則2年間で研究を実施していただきます。今後のプロジェクト研究への発展につながる成果創出を期待しています。