【表彰】2022年度AICE AWARD
- お知らせ
2023.03.31
【表彰】2022年度AICE AWARD
2022年度AICE AWARD 受賞者
2022年度AICE AWARD 受賞者が決定しました。
誠におめでとうございます。
| 成果表彰 | ※順不同 |
| 受賞者 | 東海大/落合・畔津研 梶木 碩介 氏 （低フリクションWG） |
| 研究タイトル | ジャーナル軸受におけるフォトクロミズム可視化手法を用いたマイクロバブル周りの油膜挙動観察 |
| 研究成果 | オイルに添加したマイクロバブルの挙動を可視化し、これまで不明であった摩擦力低減メカニズムの解明に大きく貢献。 |
| 受賞者 | 千葉大/森吉・窪山研 江澤 成毅 氏 （燃焼騒音予測） |
| 研究タイトル | ガソリン機関における燃焼圧力の振動発生要因解析 |
| 研究成果 | 燃焼火炎が壁面と干渉する際に高周波振動が発生し、これがNV特性悪化の要因であることを見出し、騒音予測研究に大きく貢献。 |
| 受賞者 | 明治大/相澤研 木下 浩行 氏 （CI燃焼WG） |
| 研究タイトル | 赤外線サーモグラフィを用いたディーゼル噴霧火炎衝突による壁面熱伝達現象の調査 |
| 研究成果 | 独創的な計測手法を創意工夫により、さらに発展させるとともに、本計測法を用いた解析結果から新たな冷損低減手法の可能が有る事を示した。 |
| 受賞者 | 東京大/津江・中谷研 山口 拓登 氏 （SI燃焼WG） |
| 研究タイトル | ウェーブレット相互相関解析法を用いたエンジンにおける燃焼衝撃伝達に関する研究 |
| 研究成果 | 燃焼衝撃からエンジン壁面振動への伝達特性を詳細に解析し、内部伝達系で時間遅れが発生することを見出し、燃焼騒音予測モデルの構築に大きく貢献 |
| 受賞者 | 慶應義塾大/大森研 橋本 侑樹 氏 （情報活用制御WG） |
| 研究タイトル | EGR率のオンライン推定と大量EGR燃焼における燃焼バラツキ抑制制御 |
| 研究成果 | 統合シミュレータの構築を通じてエンジンシステム全体を理解し、精度の高いオンラインEGR量推定器と制御器を構築。 実機にて効果を実証した。 |
| 受賞者 | 広島大/荻研 北本 泰彦 氏 （GPF構造形成WG） |
| 研究タイトル | CO浄化性能の向上を目指したポーラス触媒微粒子の開発 |
| 研究成果 | ポーラス微粒子の製作方法と触媒評価手法を確立し、三元触媒の活性向上に繋がる大きな研究成果導出に貢献。 |
| 活動表彰 | ※順不同 |
| 受賞者 | 東京大/山﨑研 堀江 康耀 氏 （情報活用制御WG） |
| 研究タイトル | ガソリンエンジンの制御実験における学学連携 |
| 研究成果 | 実機試験の大学間連携や、産側との調整を積極的に推進し、チーム連携でサイクル変動抑制制御システムを構築した。 |
| 受賞者 | 早稲田大/草鹿研 菅谷 裕大 氏 （三元触媒過渡反応WG） |
| 研究タイトル | 高速パータベーションを適用した三元触媒の過渡反応および浄化性能向上メカニズム解明に関する研究 |
| 研究成果 | 日独連携研究に自らリーダシップを取って積極的に取り組み、今後の排出ガス低減技術の成果導出に繋がる研究環境構築に貢献。 |
| 受賞者 | 大分大/橋本研 今原 岳 氏 （萌芽的研究） |
| 研究タイトル | AICE-PM/PNサロゲートに対応した粒径分布モデル検証実験 |
| 研究成果 | 計測装置を自ら創意工夫して準備し、精度の高い予測モデルの構築に大いに貢献。その行動力、コミュニケーション力も称賛に値します。 |
受賞された皆様の今後ますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
2022年度AICE年次大会での表彰式について
2023年3月6日(月)にベルサール秋葉原で開催した2022年度AICE 年次大会の活動報告にて、表彰式を行いました。
また、受賞者の皆様には、フラッシュプレゼンを行っていただき、他の参加者からは多くの賛辞が送られていました。